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ちきんこんそめ

『ライオンキング』 感想(長)

ライオンキング 劇団四季
■日時 2008年4月26日昼の部 
■会場 福岡シティ劇場 1階I列35番
■出演 ラフィキ・鄭雅美
      ムファサ・内海雅智
      ザズ・岡崎克哉
      スカー・村俊英
      ヤングシンバ・福島滉史郎
      ヤングナラ:四宮なぎさ
      シェンジ・孫田智恵
      バンザイ・本城裕二
      エド・キムリュンホ
      ティモン・江上健二
      プンバァ・荒木勝
      シンバ・瀧川響
      ナラ・谷内愛
      サラビ・西村麗子


てことで感想です。
興奮冷めやらぬ状態なので
ネタバレし放題です。

いやね、凄いってことは知ってましたよ。
だってミュージカルの王だし。
メディア方面でも散々取り上げられてるし。
でもやっぱ生はちげかった・・・。


開幕しょっぱなからラフィキ役の鄭さんに引く(笑)
歌が上手すぎて引くんですよ。
もう、歌唱力がすっごいの。
舞台にたった一人で出てきて
ライオンキングプロローグ曲を
ほぼアカペラで歌い上げるの。
なにこれすごい。
そんな鄭ラフィキのもとへ続々と動物が登場。
噂には聞いてたけど動物がすごい。
キリン役の人とか3メートルくらいの竹馬の上で
よつんばいになって歩いてるんですよ。
ちょ、まずそれどうやって乗ったの!?(落ち着け)
するとなにやら後方の席の方がざわつきはじめました。

ちょ、


も~


芝居見るときは静かに見ろってゆうてるやろー!(`・ω・´)))クルッ







Σ(゚Д゚;)!!!





ぞ、




象がっ!!!




通路をっ!
通路を象がっ!!!(錯乱中)
ものすご巨大な象が客席を練り歩いてきたんですよ!
その象がただのハリボテじゃなくて
皮とか筋肉の動きを表現しながら
のっしのっし歩いてるんですよ!
ひいいぃすごすぎる。
中の人すごすぎる(中の人言うな)
客席が騒然となってましたよ。
一緒に行った友達が泣きそうになってた。
うん気持ちはわかる!
そうやって動物たちが所狭しと舞台に集まる中
あの有名なシンバお披露目のシーン。
あーそういえばマイケルジャクソンも
あれと同じような事やってバッシングうけてたような(強制終了)

そうして祝福されて誕生しました
ヤングシンバこと福島滉史郎くん。
ちっさいほっそいよく動く。
子ライオンっつか、子ネズミ?(笑)
しっぽ掴んでいいですか(やめなさい)
歌はすんごく上手いけどセリフの滑りは
ヤングナラこと四宮なぎさちゃんの方が上手いかも。
あーちみっこかわいい。

そんなかわいい子シンバと子ナラは
村俊英さん演じるスカーにそそのかされて象の墓場へ。
そこで予想外に大ヒットしたのがハイエナ3人衆。
もずくライオンキングで好きなキャラはティモンとプンバァだけど
この3人に乗り換えようかってくらいハマッた!
ハイエナたち頭悪すぎ歌上手すぎかわいすぎ!
特にシェンジ役の孫田智恵さんの声がめっちゃくちゃ好み。
やばい、どうしよう、まさかハイエナにハマるとは(笑)
まぁ内海雅智さん演じるムファサが二人を助けに来たときには
そのかっこよさの方にめろめろでしたがね(二刀流っ!!)
ハイエナ好きだけど味方はしないよ(笑)

ムファサとシンバの会話のシーンは
このあとの展開を知ってる人間には切ないなぁ。
なんかもうスカーの悪っぷりに惚れ惚れです。
もずく、ヌーの暴走のシーンをどうやって演出するのか
興味心々だったんだけどここがほんと見事でした。
舞台の奥行きと高さを使った視覚効果を利用した表現。
迫力満点。説明できないので見に行ってください(笑)
ヌーの暴走に紛れてムファサがスカーに殺されるとき
「スカーーーッ!」って叫ぶ声にエコーがかかってて
スローモーションと共に印象的な演出。
ここはマジで悲しかったなぁ。
でも悲しむメスライオンの目から涙が飛び出す演出はやりすぎ。
客席から笑いがおきてたもん。
あのシーンで笑いはいらんよ。

ムファサの死の責任を問われ
スカーに国を追い出されるシンバ。


はい

待ってました


ティモンとプンバァ



かーわいーいー!!!
博多弁!博多弁!
言ってる意味わかんねー!(注・もずくは福岡県民です(爆))
ああああもう何してもかわいい!!!(重症)
ハクナ・マタタは名曲。
曲の最中に子シンバから大人シンバへチェンジ!
おつかれさま福島くんこんにちは瀧川くん。
この入れ替わりのシーンで絶対拍手が起きると思ったのに
意外に客席から何のリアクションもなくてあり?
もずくだけでも叩けばよかった・・・っ

一幕はここまで。
二幕からはもう流れがめっちゃ早い。
ムファサを殺しシンバを追い出しまんまと王様になってるスカー。
でもみんなには愛されないわ国は荒れるわでいいことなし。
なんかね、ディズニー映画のスカーは
すごい「悪の根元」って感じだったけど
このミュージカルのスカーは何か人間くさい。
「どうやったら愛されるんだ」とか
「ムファサにあって俺にないものは何だ」とか、
すごく人間らしいことで悩んでます。
しかも殺したムファサの影に怯えてます。
おいおい一幕の極悪っぷりはどこいった?
もずくは悪の「弱」の部分にほだされやすいので
ここんとこのスカーがなんか好き。
かわいい。そんでかわいそう。
水が枯れたことまでスカーのせいにされてもって感じですよ。
ライオン1匹にそんな自然を左右するような力はないはずだが・・・。
ここでスカーに抗議をする谷内愛さん演じる大人ナラが
男らしすぎて惚れます。
もうナラが国を治めればいい(笑)
国を救うため旅に出るナラ。
そこでシンバに出会う、ってね。
とってもわかりやすいディズニーストーリー。

シンバはシンバであれです。
一人で悶々としてます。
最初は発情期かと思ったけど(おーい)
自分の本当の居場所がわからなくて
お悩み中のようです。
ここでミュージカルのオリジナルシナリオで
ティモンが川に流されます(爆笑)
自分のせいでティモンを危険な目に合わせたと
昔のトラウマにさいなまれるシンバ。
むー、ここでシンバの心の傷の深さを表現したかったんだろうけど、
ティモンにかかればなんでも笑いに変わるのが裏目。
滝壷から落ちそうになって下にはワニ、って
状況が極端すぎて客席からも笑いが。
一幕のムファサが死んだときもそうだけど
四季ってシリアスな場面に思わず吹いちゃうような
演出を入れてくることがあるからそれがちょっとなぁ。
狙っているのか狙っていないのか。
でも子供向けだから重くならなくていいのかも。

さて、シンバはナラやラファキの説得で
国に戻ることを決意。
シンバが立ち直る過程は割愛(えー)
もずくは脇役が好きなんだよぉおおっ!!!
あ、でもティモンとプンバァが
ナラに嫉妬してるとこはすんげぇかわいかった。
もうあの2匹庭で飼いたい(やめなさい)

シンバとスカーの対決はよいね。
シンバが2刀流だったのが「ムファサ!」って感じで感動。
てか、ものすご高いとこで殺陣してるから落ちないかはらはら。
スカーの最後については・・・もう、何も言うなっ!!!(涙)
どうせならスカーをもっと極悪非道に描いてくれれば
こんな悲しくなかったのに・・・(←どんだけだ)

そうしてシンバが王になって国に平和が戻る。
や、だからライオン1匹に自然を左右する力は(強制終了)

スタンディングしました!!!
拍手が鳴り止まなくてカーテンコールがもう7回くらいあった。
役者さんたちが被りものをとってくれてたのがうれしかった。
福島ヤングシンバの尻尾をつかんで登場の瀧川シンバ。
何なんですかむっさかわいいんですけど(笑)
もずくの大好きなハイエナ三人衆はずっと
人形をぶらぶらさせてくれててもう愛らしいったら!
ティモンは幕が下がるのと同じに腰を下げてくれて
手を振ってくてました。なんてサービス精神だっ!

えーと、
とりあえず来月もう一回行って来ます。
キャストが変わる前に行かねば。
孫田さんの歌聞きたい!
ハイエナ!ハイエナ!
でも他のキャストでも見てみたいので
最低でもあと2回は行くかな。
・・・よし、仕事がんばろう。
by hiziki921 | 2008-04-28 00:17 | 芝居の感想文
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福岡在住管理人もずくの芝居に関する一人言(ネタバレ)と日々の呟きです。

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