ちきんこんそめ

ただただ悪役が好き

仕事と仕事の合間にモスバーガー食べてきた。
いや十数年ぶりに食べたけど


うまいなぁおいー


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あまりのうまさに突然飛び出す森崎博之。
モスバーガーってこんなにうまかったっけ。

ミートソースにみじん切りの玉ねぎめっちゃ入ってるし、
トマトすっごいぶ厚いし、野菜好きにはたまらんぞ。

いやね、
ちょっとつらつらと考え事をしてまして。

この前のドリームジャンボリー見てから
NACS関連の妄想が止まりませんで。

面白くなってきたので
バーガー食いながら記事にまとめてみる(モグモグ)

いや、
この前のジャンボリー見てからすっごく


大泉さんの悪役が見たい


これ、わりと切実。
大泉さんのお芝居ってすごく好きなんだけど
いい人か情けない人か面白い人か
もしくはこれらが全部混ざっているか
あ、あとたまに格好いい人にもなるか。

でも、極悪非道、冷血冷淡ドSサイコパスな役ってないよね。

言うてそこまで追いかけてるわけではないので
もずくが見逃しているだけで演ったことあるのかな?
もうすっっっごい悪い役が見たいんですよ。
序盤でいい人ぶってるとさらに◎。
登場人物や観客を最後の最後に絶望に陥れて欲しい。

良くない?

黒幕の大泉さん良くない?

本性を表して目を細めて笑う大泉さん良くない?

好感度ぶっ千切って
人を裏切ったり嬲ったり殺したりする大泉さん良くない?

大泉さんのファンの方からは
「そんな洋ちゃん見たくない」って言われるかもだけど
いや、悪に染まりきった大泉洋、良くない?

いつだったか
witterで悪役を分析した記事が話題になっていましたが
ちょっと今回そちらの内容をお借りしたいと思います。

曰く、「悪役は大きく分けて3タイプに分類される」


①欲情型・・・魔王、悪い政治家、悪代官など。
支配欲や権力欲といった自分の欲のために悪をなす。
野望や地位を失って散々な目に遭うが、
とにかく死にたくないので最後まであがく。

②信念型・・・義賊。主人公のライバル的存在。
自分の信念や主義のために悪に手を染めたパターン。
物語の中でヒーローと和解し、穏やかに死んでゆく。

③本能型・・・殺人鬼、狂った科学者、邪悪なモンスターなど。
本能として悪行をせずにいられない。
だいたい笑いながら死ぬが、死を理解していない場合もある。


③!③!!
もずく圧倒的に③が好き!!!
あーでも①もいいよね、色っぽくて。

でも世間的に大泉さんって②だよね。
悪いことするには実は理由があって・・・ってやつ。
ちゃうねん。①か③が見たいねん。

返り血をハンカチで拭う潔癖症持ちの大泉さん(①パターン)。
ケタケタ笑いながら血濡れで人を殺す大泉さん(③パターン)。

・・・見てぇー・・・(切実)

ちなみに
安田さんは圧倒的に①。
②もいけるし③もいけるけど
この二つの場合安田さんの場合、悲劇性が増す。
自分だけが悪になって解決しようとする(②パターン)。
重い過去により狂気に陥る(③パターン)。

戸次さんも圧倒的に①。
小物感が出ちゃうところが特徴。
ご本人は②が好きそうだなぁ。
③をやる場合、純粋無垢な殺人鬼って感じ。

音尾さんはどれもいけそうだけど
そもそもお芝居で悪役が多いですよね。
「river」の横尾や「うぉりやー」の秀吉は①だし、
「ハズカム」の大洋は②だよね。

で、最後の最後に
森崎さんがやってきて


なにやってるんだおまえたちぃーーー!!!


って怒られて終われ。

どんな妄想もだいたい最後に
森崎さんを持ってくれば強引に終わるから便利です(笑)

あー、
深夜テンションの妄想タイムたのすぃー。
気持ち悪いって怒られたら消します。

でも大泉さんのごりっごりの悪役が見たいのは本当。
(イナダ組のメフィスト役大好き)



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# by hiziki921 | 2018-08-04 02:04 | もずくの呟き | Comments(2)

『CUE DREAM JAM-BOREE 2018 -リキーオと魔法の杖-』 ライブビューイング 感想

台風が妙な方向から迫る中、行って参りました。

『CUE DREAM JAM-BOREE 2018
-リキーオと魔法の杖-』

帰れるか帰れないか賭けだが
多分、なんとかなるだろう。
それより2年に一度の宴を楽しみたいんじゃ。

開演前、
きたえーるの会場の様子が映ってたんだけど
客席がブロックごとに完璧なウェーブやっててクソ笑った。
「NACS応援歌」みんなで大合唱してるし、
お客さん最高かよ。


今回、まったくの予備知識を入れずに行ったので
開幕してセンターに音尾さんが立っていて
「!?」ってなったし、
音尾さんが総合演出と聞いて「!!??」ってなりました。
(*もずくは音尾さん推し)

オープニングでさ、
音尾さんがストーリー仕立てで
オフィスキューのメンバーを
エスコートしていく演出めっちゃくちゃいい!
大泉さんが登場したときの歌詞で
「願えば雨雲を呼ぶ
だけど心は晴れわたれ」
みたいな歌詞を歌うところ、


大泉さん!台風!こっち台風!(・∀・)ノ


って絶対映画館のみんな思ったはず(笑)
西日本側のライビュ会場の心はあのとき確かに一つだった。

今回のメインストーリーは
中世を舞台にしたミュージカル。
ゴトール家とオイズーミ家は過去の因縁からとても険悪。
しかしゴトール家の息子フジーオ(藤尾仁志)は
オイズーミ家の娘アズマリオン(東李苑)と恋仲。

分かりやすく言えばロミジュリ状態。

これが結構本格的なミュージカルで、
ゴトール家の女従がフジーオを取り合うシーンの曲めっちゃいいし、
フジーオが登場した瞬間、お客さんずっとクスクス笑ってたのに(笑)
アズマリオンとのデュエット始まったら
なんかこれまた曲めっちゃいいし、気付いたら普通に魅入ってたよね。

アズマリオンに従う執事のモリサーキ(森崎博之)。
森崎さんのあの無駄に入れなくていい力入れて
全力で歌うスタイル大好きです!
あの森崎さん見てサリエリ思い出したのはもずくだけじゃないはず。

と、そこへ
オイズーミ卿(大泉洋)が山車に乗ってゴージャスに登場!



オイズーミ
「俺の名を言ってみろ!」




\オイズーミ!オイズーミ!/



オイズーミ
「もっとだー!」




\オイズーミ!オイズーミ!/




なんの宗教だ(笑)

大泉さん金の王冠にロングヘアーで金マント!
いやもう圧倒的オーラ!めっっっちゃ楽しい!
てゆーか歌くっっっそ上手いなオイ!
オフィスキューの方たちはみなさん歌お上手だけど(一部除く)
大泉さんの歌唱力はなんつーか、ほんと舞台で映えるよね。

娘のアズマリオンを呼んで
結婚相手としてヤスーダ(安田顕)を紹介するオイズーミ。


安田さん大暴れタイム(笑)


口が不自然に歪んでるから台詞まともに喋れてない!(笑)
大泉さんから「お前がやりだしたんだからお前のせいだぞ!」
って言われてた(笑)

アズマリオンに抱きついて引き倒して
オイズーミとモリサーキから引き剥がされるヤスーダ(笑)
しかしそのあとオイズーミとモリサーキも餌食になる(笑)

オイズーミ
「お前はジャンボリーにすべてを賭けすぎだ!」

あぁ・・・、
この一連の流れ、2年前にも見たことあるような・・・(笑)
あー、お腹痛い。

ていうかヤスーダの変態発言(笑)に対する
アズマリオンの返し神すぎじゃね?
「そこはプードルの毛とでも言っておけ」って
念じてたもずくがすっごい阿呆だった。
このアズマリオン役の東さんってすごいよな。
安田ワールドに巻き込まれながらも
笑わずに台詞返してるし、
オイズーミが「ゴトールを滅ぼしてやる!」的なこと言ったとき
ちゃんと憂い顔になってて演技に隙がない。
舞台の上なんだから当たり前って言われるかもだけど
東さんすごい良い度胸とアドリブ力持ってると思う。

あと、暴走する安田さんを前に
森崎&大泉の常識人コンビの安定感よ(笑)

深夜。

館を抜け出してフジーオと駆け落ちをするアズマリオン。
ここで抱き合う二人を祝福するお客さんの拍手があたたかい。
ほんとお客さん盛り上げ上手。いいなぁ。

と、そこへ
二人の行く手を阻む者が。

フジーオの従兄弟、シゲーリオ(戸次重幸)。

黒騎士のような衣装ですごい格好良い。
歌もすごい格好良い。
こんなに格好良いのにあんなに格好悪いの凄い!
戸次さん真顔でノリノリでやっちゃうそーゆーとこ好きっす!

と、そこへさらに現れたのは

アズマリオンの婚約者ヤスーダ。

もうやばい。すっごい怖い(笑)
大泉さんと森崎さんがいない今、
戸次さんと藤尾さんでこの人を止められるだろうか(ドキドキ)

「アズマリオンは私のものだ」

と低音でずるずると近付いてくるのガチで怖い!

銃で執拗にシゲーリオの股間を狙うヤスーダ(笑)
そして最後は自分の股間を撃って自害。

もう・・・なにがなんだか・・・(笑)

しかし、
この騒ぎでフジーオとアズマリオンの密会がバレてしまい
二人は引き離されてしまいます。

ここの二人向き合って
対立するオイズーミ勢力とゴトール勢力すげぇ格好良いし、
物語を歌う吟遊詩人(綾野ましろ)の歌すごい好きだった!

オイズーミ
「ヤスーダの魂に懺悔しろ!」

ゴトール
「シゲーリオの仇、とらせてもらうぞ!」

って、かっこいーーい!!!

このシーン好き。
ほんっっっと好き。
ガチの本気ミュージカルじゃん!
ねぇ、このミュージカルの曲って音尾さんが作ってるんですよね。
いやいやいや音尾さん天才じゃね?

一触即発の雰囲気の中、飛び込んでくる男が。

その男こそ森に住む魔法使いスズーイ(鈴井貴之)。
オイズーミとゴトールの仲を仲裁しようとするも
なぜかマジックショーのような展開に。

そしてひょんなことから魔法が暴走。
冥界への穴が開いてしまう。

このままでは冥界から魑魅魍魎が出てきてしまう。
塞ぐにはこの魔法の杖にエネルギーを溜めなくてはならない。

必要なのは歌のエネルギー!それも新曲縛り!

ここからオフィスキュー新曲メドレー!

いや、ぶっちゃけ
ジャンボリーだからメドレー来るのは分かってたはずなんですけど
なんか2時間くらいミュージカル見る体制になってたから
ちょっとこの展開に着いていけなかった自分を恥じる。

新曲マジでどれも最の高。
安田さんのお兄さんが楽曲提供してて「おお!」ってなったし
森崎さんが作詞作曲した「HOME」がもうもうすげぇ良かった!
東さんとのデュエットで、メインボーカルが東さん。
そしてラップが森崎さん。
綺麗で真っ直ぐな歌声の東さんの後ろで
「ごあへっず!」「どんふぉげっちゃ!」
って全力投球の森崎さん反則すぎるだろ!(笑)

なんて、大笑いしながら見てたのに

「いつでもここで待ってるぞ、だけど頑張れや」

って、森崎さんが歌うもんだから
ちょっと、少し、やばかった。あぶなかった。
森崎さんの歌はやっぱり反則。

開いた冥界の穴から戻ってきたヤスーダとシゲーリオ。
生前の確執もなんのその、仲良くデュエット。

歌う戸次さんにぴったりはりつく安田さん(笑)
安田さん、自分はちょっかいかけまくるくせに
戸次さんが肩組んできたらちょっと困った顔で笑ってて、
安田さんのそーゆーとこたまらなく好きだ(笑)

そしてやって来ました。
みんなお待ちかね、「TEAM☆NACS」!

もずく、「おねがい!NACS SUMMER!」が
☆NACSの曲の中でも一番好きなんですけど
大泉さんが歌の出だし盛大にトチったところ、
音尾さんが「こいつ!こいつ!」って
指差してたの男子中学生みたいで可愛かった。
でも歌う曲のほとんどで
立ち位置間違えるメンバーたち(笑)
みんな右往左往してた(笑)
「作った人が真ん中!」って可愛いなーもう。

新曲の「キタミチ」は作曲が安田さんのお兄さんで
作詞が安田さんということで兄弟合作曲。
安田さんの詞ということで一瞬身構えたんですけど(笑)
「あのね」から歌が始まった瞬間、
あ、安田さん、好きって思った自分ほんとチョロいな。

あとやっぱNACSハリケーンええなぁ。
実は最初はそんな好きな曲じゃなかったんだけど
今やイントロかかった瞬間、
待ってましたー!ってなるくらいには好きだ。
お馴染みチューチュートレインもどきのとこの
最前でポーズ決める音尾さん毎回可愛い。
「気がつきゃ全員パパじゃない」は感慨深かった。
実にめでたき。実に良き。

☆NACSが退場するとき、
音尾さんが杖をステージ中央へ移動させる演出好き。
てゆーか音尾さんが好き(だまれ)

杖に音楽のパワーが集まり、
冥界の穴がふさがろうとします。

と、そこに
ゴトールの先祖とオイズーミの先祖の霊が姿を現せます。
代々続く両家の因縁は誤解であること。
自分達はあの世で仲良くやっていること。
今後のオイズーミ家とゴトール家の繁栄を願って消えるご先祖様。

物語は大団円。
手に手を取るオイズーミ卿とゴトール。

あとで聞いた話だと
このシーン、最初はゴトールだけだったけど
お話が大団円で終わったのがお客さんに伝わらなくて
ぽかーんとなってしまったから
急遽オイズーミを出したって聞いて納得してしまった。
ゴトールだけバージャンは知らんけど
絶対オイズーミいた方がいいよ、うん。
なんか二人とも仲良くて幸せって感じするもん。
やー、でもやっぱ演出って大変だなぁ。

さぁ、ここからはキューメドレー。
なんでもありの歌合戦!
後藤利喜男のサンバに始まり
轟一郎や大泉さんのマイケル、鈴井さんの猿など
懐かしのドラバラメドレーで大歓喜さ!

なんといっても森崎さんと鈴井さんのつぼみ!
つぼみ最高!この名曲作った森崎さん最高。
この楽曲を歌ってるのがこの二人ってのがいい!
ぶっちゃけつたない。
でも愛情めいっぱい込めて歌ってるこの感じ・・・イイ・・・。

あと定番の猛スピードの手押し車で登場FANTAN。
この二人は高いところから登場する呪いにでもかかっているの?(笑)

とにかく怒涛のハイスピードメドレー。
お祭り感がハンパなくてすごい楽しかった!

最後にキューのメンバー全員で歌うとき、
突然ダッシュで走り出して誰よりも先に
トロッコに飛び乗った戸次さんを見て
ジャンボリーを一番楽しんでいるのは
間違いなくこの男だと思いました(笑)

まぁ、いつのジャンボリーだったか
一人だけトロッコに乗り遅れるという残念を起こした戸次さんなので
そのときの雪辱を晴らしたのかもしれませんが(笑)

そして感動したのが最後のトークでの森崎さんの言葉。

「空席はチケットが売れていないわけじゃなくて
来たくても来られなかったお客さんの想いが
そこにあると信じて俺たちはやってるから」

これなぁ。
森崎さんはもちろん、
きっとキューメンバーみなさんがそう思っていて
表立って言わないけど西日本豪雨のこととか、
そういうしんどい思いをしている人たちのこと言ってるんだろうなぁ
ってのがひしひしと伝わってきた。
それを踏まえて馬鹿騒ぎして元気を分けてくれるジャンボリー、
やっぱすげぇ企画だし、この人たちだから出来ることだよなぁと思う。
でもそう言ったらきっと森崎さんたちは
「元気を分けてもらってるのは俺たちだ」とか言うんだろうな。
これ、ファンの痛い妄言じゃないよ?
絶対言うよあの人たちは。
ていうか森崎さんいつも言ってる(笑)

ジャンボリー大千秋楽ということで
お知らせがある人もいて、
戸次さんのソロプロジェクトでも
めっっっちゃ「おおーーー!」って盛り上がったけど
さらにびっくりするサプライズが!!


中継で登場!



嬉野&藤村



めっちゃびっくりした!
ニコニコ笑顔のうれしーと
すっかり泥酔してる藤村さん(笑)

本気のサプライズだったので
大泉さんガチのきょとん顔(笑)
ここで背中向けてる大泉さんの驚き顔を収めるため
舞台側に回り込んだカメラマンさんさすがです!

そして藤村さんからあの言葉が飛び出す。



「大泉くーん、旅に出ようかぁ」



これには観客大歓声!
そりゃそうだ!(笑)


大泉
「パスポート破いたら行かなくていいわけ!?」


藤村
「そしたら密航するからよ」



爆笑



見てぇ…、
コンテナに隠れて密航するどうでしょう見てぇ…。

そして
「うれしーなんか喋れよ」
「横にいるなら酒止めさせろよ」
とさんざん言われても
一言も発さず笑顔で中継切られた嬉野さんよ(笑)

もうすっげ笑った。
いやジャンボリーやっぱ楽しすぎるわ。

ライブビューイング会場、
外は台風だったけどこっちはこっちで
大盛り上がりのハリケーンだったわ!
負けてなかった!台風に!
音尾さんほんっとありがとう!!!

DVDぜっっったい買う!
ていうか、ミュージカルシーンの楽曲納めたアルバム出してくれ!
言い値で買う!!!(全力)



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# by hiziki921 | 2018-07-31 22:51 | 芝居の感想文 | Comments(2)

amazarashi Live Tour 2018『地方都市のメメント・モリ』福岡公演 感想

■amazarashi Live Tour 2018
 『地方都市のメメント・モリ』
■2018年4月30日(月・祝) 18:00開演
■会場 福岡市民会館 大ホール 33列15番

「amazarashi」ライブ行って参りました。
ライブが苦手なもずくの人生初ライブ!
先に言っておくぞ!
もずくはamazarashi大好きだが
全部の曲を聞いてるわけじゃない!
むしろ聞いてない曲の方が多いくらいだ!
言わばにわかだ!
もし、熱狂的なamazarashiファンの方が
これを読むことがあれば生ぬるい目で見てやってくれ!
無理なようであればブラウザバックだ!

だが言っておく!

サービス業の人間が!
繁忙期のGWに!
しかも月末に!
休みを無理くりもぎ取って!
後輩たちから
「てんちょーのあ~ほ~♪」
という輪唱を受けるくらいには!
amazarashiが好きなんだからな!
(それはそれは見事な輪唱でした)


さて、
amazarashiのライブはちょっと特殊です。
帽子を目深にかぶって照明を上からしか浴びない
秋田ひろむさんのお顔はお客さんには見えません。
(最前席なら見えるのかな)
秋田さんの前には薄いスクリーンが降ろされ、
歌詞や映像がここに投影されます。

これよ。
もずくがamazarashi、秋田ひろむさんに惚れてるとこ。

歌詞。

詩。

これがほんとすごいの。
物語というか、確かな世界観があって
どの曲でも絶対心に引っかかる言葉がある。
言葉での表現力。
そしてその声。

これじゃこれじゃ、
これを聴きにに来たんじゃー!


1 『ワードプロセッサー』
開幕した瞬間からものすごい音と色の渦!
怒涛の言葉。言葉。言葉。
一瞬で世界に引き込まれたし、背筋が震えた。
この歌の中で「メメント・モリ」のワードが出てきたね。

『破れかぶれに振り下ろした苛立ちの衝動を
希望と呼ばずになんと呼ぶというのか』

曲中、何度も繰り返されるこのフレーズ。
最後に口したとき声が掠れてて色気めっちゃやばかった。

ここで秋田さんのMC。

「距離にして○○キロメートル(忘れちゃった)
時間にして11年分。
文字にして11109文字。
死にたい夜を越えてやってきました。
amazarashiです。」

かっけええええええええ!!!!

声!ハスキーで掠れてて優しい声!
んんんん!!!好きじゃあああああああ!!!!

2 『空洞空洞』
やばい。めっっっちゃ好き。

『空っぽな奴ほど詩を書きたがる
ほんとそうだよな ほんとそうだよな』

秋田さああああああああん!
もうなんだろう。自問自答なんだろうか。
それともかつて誰かに言われた言葉なんだろうか。
つい深読みしてしまう。
でも秋田さんにしか書けない詩だぞこれは。

3 『フィロソフィー』
すごく格好良くて真っ直ぐな歌だ。

『なりそこなった自分と理想の成れの果てで
実現したこの自分を捨てることなかれ』

amazarashiの曲って
学生さんとか若い世代に人気だって聞くけど
この詩は大人になったもずくにこそ響いたぞ。
「なかれ」からサビに入るところが死ぬほど格好良かった。

4 『この街で生きている』
これまでの楽曲とはがらっと変わって
綺麗な街の映像と落ち着いた秋田さんの声。
命をふりしぼるように歌う歌声も大好きだけど
ゆっくり歌う歌声はめっちゃ気持ちよく染みるから好きだー。

『戦ってる相手は疑う心だ つまり自分だ』

そのとーり!

5 『たられば』
めっっっちゃ好きな曲きたああああああああ!!!!!
なにかのラジオで秋田さんが弾き語りをしたのを聴いてから
耳にタコが出来るくらい何度も聴いた。
「僕」が「もしも~だったら」を繰り返し歌う曲。

『もしも僕が王様だったなら
嫌いな奴は全員消えてもらう
僕以外みんな居なくなるかもな
なら僕が消えたほうが早いか』

「僕」が自分のことを好きじゃないのが
歌詞のあちこちから伝わってくる。つらい。
でも優しくてあったかくて悲しくてたまらん。好き。
この歌の最後の詩がやばいんですよ。
涙出た。

6 『月曜日』
月曜日がたくさん蹴飛ばされる歌(違)
歌の中で月曜日が蹴っ飛ばされたとき、
火曜日が「みんな月曜日いじめるのやめてよ!」って叫んでて
水曜日が「うるせー、火曜日引っ込んでろ」って
日曜日に媚を売るところまで一瞬で妄想したあほはもずくです。
ちがう。この曲が言いたいのはそういうことじゃない。

『好きなこと好きって言うの こんなに難しかったっけ』

わかりみがひどい。

7 『未来づくり』
めっっっちゃくちゃ優しくて綺麗で希望に溢れた歌。
秋田さん大丈夫!?(なにが)

『ありがとう ただいま じゃあね』

このフレーズやばい。
秋田さんの声優しすぎる。
「じゃあね」で声が裏返るの好き過ぎる。

8 『バケモノ』
なにこれめっっっっちゃ好き!!!
もずくの大好きな物語風の曲になっていて、
「少年」と「バケモノ」が最後どうなるのか
どきどきしながら映像に食らい付いて歌を聴いてた。

映像に映るシルエットの少女とバケモノが実に素晴らしい。
この映像のためのモデルダンサーさんがいると思うのだけど
ファンになりました!とお伝えしたい。
バケモノ、人が四つんばいになっているんだね。
動きで本当にバケモノに見える。すごい。

「僕の嘘を一つあげようか」のところで
少女が口から「嘘」を取り出す演出めっちゃ好き。

『なあバケモノ、ずいぶんうまそうに食うもんだな』

秋田さんの語りかけ好き!

9 『ムカデ』
わーーーーーーーーーっ!!!
ややややばいやばいこれはやばい!
やっべ!完全に油断してた!

確か5年くらい前に初めてこれ聴いて
「ひぃ!」ってなってそれから一度も聴いていない曲(笑)

タイトルが映し出された瞬間、もずくの脳内では

総員、配置につけ!防御シールド発動!

ってなってた。
これから受けるダメージに全力で備えた。
多分、もずくの知ってるamazarashiの中で一番こわい歌。
嫌いってわけじゃないの。これは畏怖。ただこわい。

秋田さんの血を吐きそうな絶唱がこわい。
憤怒のような衝動が確かに伝わるのに
そのくせ泣き叫んでるみたいに聞こえるからまったく卑怯だ。

『夢がぶら下がる最果ての絞首台』

自分の夢が首を吊ってるなんて絶望でしかないじゃないか。

10 『冬が来る前に』
秋田さん!今、4月!!!
タイトルが出た瞬間、即効でツッコミを入れた(笑)
「バケモノ」「ムカデ」で疲弊したところに
一気に癒しに来るあたりさすがのセットリスト。
のどかな田園風景の映像が綺麗。
秋田さんが「ずっと待ってる」って歌ってると
この人の場合ほんとうに世界が死んだその後も
ひとり待ち続けてそうでなんか勝手に切なくなるわー。

『冬が来る前に冬以外の四季を縫い合わそう
そいつをコートに仕立てて襟立てて凍えて僕は待っている』

一体なにをどうすればこんなすごい詩が書けるんだ。

11 『ハルキオンザロード』
なんだこれ。この、ものすごい情緒。
凄まじい表現力と語彙力をもっていながら
「ああ」に意味を込めて歌ってるのがすごい。
言葉にならない言葉を歌ってるのがすごい。
すごいしか言えないもずくのこの語彙力のなさ(泣)

『ハルキ、君は僕にとって腫瘍だ』

それにしても
秋田さんの歌に出てくる登場人物はまったくもってよく落ちる。

12 『空に歌えば』
なんだなんだめっちゃ格好良いぞ。
真っ直ぐで、力強い。
amazarashiには珍しい清々しさすら感じる。
キーボードの音がなんだかキラキラしてて素敵。

この曲のときのギター弾いてる秋田さんが
めっちゃ格好良いからもっとよく見たかったなぁ。
全身使ってギターぎゅいんぎゅいんしてた。
帽子が落ちないかひやひやしたよ。

あとこの曲の映像が本気出しすぎで
「目が!目がああぁぁぁー!」ってなりました(笑)
目蓋の裏がチカチカ。

『それ故、足掻け』

「生きろ」とかじゃくて「足掻け」ってとこが秋田さんだなぁ。

13 『水槽』
映像めっちゃくちゃ綺麗。
ちょっと変なこと言うけどamazarashiの曲って
暗い水底で膝を抱えて聞いていたいってとこあるから
泡の映像でちょっと疑似体験出来た感あってうれしい。

『誰かそのエアーポンプの電源を切ってくれないか
さもなくば僕がそうする』

14 『ぼくら対せかい
タイトルをみたとき「世界」を相手に喧嘩を売る
激しい歌かと思って身構えたんだけど、
なんだかこう、ひたすら切ない歌だった。

『倒れた友よ けして置いて行きはしないぞ』

秋田さんのかつての仲間に向けての詩なんかな、
と考えたところで切なさゆえのしんどさが爆発した。
秋田さんってほんと悲しいくらい優しい人だな。
いや知らんけどさ。

この曲の最後の秋田さんのアカペラはやばい。

15 『多数決』
これはなかなかえぐい曲だよね。
秋田さんの皮肉のスパイス盛りだくさん。

『罪悪も合法も多数決で決まるなら
もしかしたら百年後にはもう全員罪人かもな』

せやな。
ほんま、せやな。

16 『命にふさわしい』
これ好き!!!
正確に言うと、
この曲を初めて聴いたときはいまいちだと思った。

「んー・・・今回のはあんま好きじゃないかなぁ。
あれ、待てよ。あれ、なんかよくない?
あ、いい。好き。あ、これ神曲やん。
ああ!いい!好き!好きいいぃぃぃ!!!」

聴いてるうちに虜になってるやつ。
もずくのamazarashiあるあるなんですけどどうなんですかね。

「命」なんて自分にあってそんなん当たり前で、
だから自分が「命」に対してふさしい人間かどうかなんて
考えたこともなかったから
歌詞を読めば読むほど惹き込まれたんだよなぁ。

『裏切られたっていいと 道端ひれ伏すような
酩酊の夜明けこそ 命にふさわしい』

いいなぁ。
もずくも裏切られたっていいって叫んでみたい。
酩酊して朝日を浴びてみたい。
命にふさわしくなれたらいいのに。
あー、でもやっぱ裏切られるのはいやだ(おい)

この曲の秋田さんの全力感ほんとたまらない。

17 『悲しみ一つも残さないで』
やばい、なにこれ、すっっっごい好き・・・。
もずく、秋田さんの書くやさしい歌好きだわ。
秋田さんがMCで
「ぼくにとってとても大切な歌です」って仰ってて
すごくすごく丁寧に歌ってらしたのがたまらんかった。

そういえばもずくは旅立つ友人に対して
悲しいって思いを持ったことってないなぁ、とふと思った。
去年、古い付き合いの故郷の友人が
名古屋に行ってしまったんだけど、そのとき
「名古屋でいじめられたらどうしよう」って不安がってたから、
もしエビフライを投げつけられても大丈夫なように
「エビフライキャッチ」の練習をしたこと思い出しました。
(*注 名古屋の人はエビフライを投げつけたりしません)

自分が情緒ゼロの阿呆人間なので
誰かとのお別れをこうやって悲しんで
大事に大事に出来る秋田さんほんとすごい。
繊細で優しくて、それ故たくさん傷ついてきたんだろうなぁ。

『戦う人よ傷を癒せ 
道半ばで倒れる事なかれ
「命など惜しくない」と言うが
君を惜しむ人がここにいる』

友達にこんなこと言われたら
ぜったい生きてやるって思う。

18 『スターライト』
大っっっ好きな曲です。
カラオケでamazarashi歌うのって
ちょっと勇気がいるんだけど
これはもずくの定番でよく歌う。
みんな「これいい歌だね」って言ってくれるの嬉しくて
音痴のくせに調子に乗って歌ってるやつです。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」がモチーフになってて
それだけでもたまらんのに
ジョバンニやカムパレルラまで登場するから更にたまらん。

『いつか全てが上手くいくなら 涙は通り過ぎる駅だ』


ライブの曲はこれでおしまい。

でも、全てが終わった後に
閉じた幕の向こうで
秋田さんが最後の最後に歌った歌がすごかった。

照明もないし、PVも出ない。もちろん歌詞も出ない。
ただただ暗い空間に秋田さんの歌声が響く。


最高かよ。


終演後、ロビーに今回のライブのセットリストが出てたんだけど
(人混みが凄すぎて写真は断念)
このときの「最後の一曲」が書かれてなくて
うろ覚えの歌詞を検索して探した。

『リタ』

『一つを選ぶという事は 一つを捨てるという事だ
それならいいよ 僕は大人しくゴミ箱に入って君を見送るんだ』

これもお別れの歌なんだろう。
めっちゃやさしくてめっちゃ綺麗な曲だった。
「君から借りたものは全部返すよ
君からもらった優しさ以外は」
みたいな歌詞も素敵すぎだった。

「リタ」入れて19曲もあって
もずくが知ってる曲は5曲しかなかったけど
初めて聴くのが秋田さんの生ライブだなんて
すごく贅沢なことが出来た気がするし
大好きな曲がたくさん増えた。

人生、初ライブだったけど最高に楽しかったなぁ。

あと、「ライブ」としては特殊なんだろうけど
お客さんがすごかった。

秋田さんの歌を一言も聞き漏らすまいと
お客さんが全神経を集中させてんのが分かる。

曲と曲の間が無音になることが何回かあるんだけど、
その間、客席が完全に沈黙を守っててすごかった。
『amazarashi』の世界観をお客さんが守ってた。
すごいしか言えない。すごい。

あと、秋田さんが最後の最後まで格好よかった。
最後のMCやばかったよね。

『いつかまた必ず世界のどこかで、
生きて会いましょう』

『いいたい事はこれで全部
ありがとう!』

これだよ!!!
こんなん惚れてまうやろ!!!
秋田さんがライブの始まりと終わりに
「後ろ向き、死にたがりのあなたへ」
って繰り返し優しい声で言うのたまらん。
きっとこの秋田さんの一言で
ほんとに生きていける人がたくさんいるんだろうな。
ちなみにもずくは「下向き」です。転びたくないので。

まぁ、そういう意味では
もずくは秋田さんの言う「あなた」には含まれないんだろうけど、
この位置、距離からしっかりと応援させていただきます。

秋田さんの詩に惚れてる「わたし」より。




~余談~

会場に入るときに缶バッジ頂きました。
amazarashiのイメージキャラになってる、てるてる坊主。
びっくりした顔が可愛い。

福岡は黄色だけど
これ、会場ごとに色が違うらしい。
こういうとこもめっちゃ手が込んでるのすごい。

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# by hiziki921 | 2018-05-07 22:38 | 音楽 | Comments(0)

MONO『隣の芝生も。』 北九州公演 感想

■MONO『隣の芝生も。』
■日時 2018年4月7日(土) 18:30開演
■会場 北九州芸術劇場 小劇場
■作・演出 土田英生
■出演 水沼健/奥村泰彦/尾方宣久/金替康博/土田英生
      石丸奈菜美/大村わたる/高橋明日香/立川茜/渡辺啓太



舞台はとある水周りの悪い雑居ビル。

一つの部屋にはヤクザから足を洗ったばかりの四人が集まり、
これから探偵会社を始めようとしているところ。

なんでも香港の「33K」というマフィアと揉めてしまい
そのツケを払って組を抜けたばかりだという。

ほんわかした雰囲気の神宮寺(金替康博)。
イカツイ顔で無口な桐生(水沼健)。
自己主張が強く空気が読めない田所(奥村泰彦)。
そして小心者のボス、小山田(尾方宣久)。


この四人がめっちゃ可愛い!!!


ボスの小山田がコンビニで
お気に入りのガムがないって拗ねてるの可愛いし、
ボスのご機嫌取りしてわちゃわちゃしてる三人可愛いし、
すぐに新しい言葉作っちゃうボスに対応すべく
ボス専用用語辞典作ってる神宮時最高だし、
それにめっちゃ頼ってる桐生と田所可愛いし、
ちょっとお前ら元ヤクザでしょ!?
そんな可愛くてどーすんの!

いや開幕早々たまらんたまらん。
お茶目なおじさんスキーなもずくの性癖どストライク!(性癖言うな)

でも本当はボスの不機嫌の理由はガムなんかじゃなくて
「33K」がボスの命を狙ってるって情報が入ったから。
「ヤクザから足を洗ったのにどうして!」
と驚く三人とめちゃくちゃビビってるボス。
ここでボスを励ます桐生と悪気なく追い討ちをかける田所(笑)

この最初の一幕で四人の性格と関係性が完璧に把握できるとこ
さすがMONOとしか言いようがないわぁ。

さて、
ここでお話は「お隣」にうつります。
隣の部屋は兄妹でやっている創作スタンプのお店。
なにやら揉め事が起きているようです。

経営が芳しくないばかりか、
兄の信乃助(大村わたる)がなんと失踪中。
心配のあまりイライラしてる妹の波留ちゃん(立川歩)。
放浪癖のある信乃助には慣れっこの
信乃助の恋人、相良(石丸奈菜美)。
そして店を手伝っている友人の坂野(渡辺啓太)。

波留は失踪している信之介の捜索を
隣の探偵事務所にお願いすることにします。

キターーーー!!!
話が面白くなってきたぞーーー!(笑)

そして場面は戻り、お隣の部屋。
元ヤクザたちが集う探偵事務所(仮)。

なぜだか正座している桐生。

どうやら波留から依頼された兄探しを
ボスに相談せず独断で引き受けてしまったそう。

「そんなのどうせ逃げたに決まってる」

という田所に対し、

「お兄ちゃんはそんな人じゃないんだよ!」

と、完全に妹サイドで反論する桐生面白すぎだった(笑)
波留ちゃんに完全にほだされとるーーー!(笑)

ここでの神宮司の「・・・恋だっ!」っていうツッコミ最高。

なんにせよ探偵事務所として活動は始めるつもりだったし、
「33K」から必ずボスを守る、兄探しは桐生一人でやるという条件で
ボスに快諾をもらうことが出来た桐生。

と、ここで現役のヤクザである修ちゃん(土田英生)から連絡が。
なんと、ボスの命を狙っていた男を捕まえたという。

修ちゃんはすでに組を抜けた四人を助ける義理はないんだけど
神宮寺と幼馴染なもんで犯人探しを手伝ってくれていたのだ。

拘束されて連れて来られた男。


彼こそ失踪中のお兄ちゃんでした(デデーン)


信之介はスタンプ屋の金策のために
「33K」からボス殺しの依頼を受けてしまっていたのでした。

「波留ちゃんがどれだけ心配してたか分かってんのか!」
って怒鳴りつける桐生がただの良い人でしかない。
てか、ボスもいるんだからボス殺しの方も追及してあげて(笑)

この当の信乃助がなんとも頼りなく、
へらへらとした毒の無い人物で気が抜ける。

信乃助は本当に人殺しなんて出来ないから
せめてそれっぽいフリだけでもしていようと、
ビルの周りをうろついているところを捕まったというわけで。

そして「ここ数日間の記憶がない」ということにして
信之介を無事スタンプ屋に返すことに成功。

ここで本当のことを話すわけにもいかず、
波留ちゃんからめちゃくちゃ感謝されて
しどろもどろになる桐生が可愛すぎて爆発しそうになった。

これにて事件は一件落着、といきたいところなんだけど。

この一連の騒動をどうにもおかしい、と
ビルのオーナーの娘、栞(高橋明日香)が調査する。
この栞という女性、
ボスが組にいた頃お世話になっていた「おやっさん」の一人娘。
このビルはおやっさんの所有しているビルで
それでボスは格安の家賃で部屋を貸してもらっていたわけ。

栞はボス達に見て欲しいものがあると部屋にやってくる。
それはおやっさんが所有していた日誌や会計帳など。

ここで四人がわちゃわちゃとダンボールを漁るのを
叱咤して座らせるところ、さすがヤクザの娘。
貫禄がやばい。姉御と呼ばせていただきたい(笑)
で、栞に自分の椅子を取られてオロオロしてるボスが可愛い。

おやっさんは今病気で入院している。
しかし、怪しい男が病室に入っていくのを見た。
見舞いに行ったボスも、娘の自分すら面会謝絶だったのに、だ。

そして調べていくと、
おやっさんが組を裏切って「33k」と繋がっていたことが分かります。
このビルを格安で貸したのも、
そのことをボスに勘付かれたと思い込んだおやっさんが
自分の手の内でボスを始末するためでした。

つまり、ボスを殺そうとしていたのはおやっさん。

病院にいるのも面会謝絶なのも
病院と裏で組んでいるおやっさんが
身の安全のためにこもっているだけ。

信之介は「33K」に雇われたわけじゃない。
家賃を半額にする条件でおやっさんに雇われ、
ボスたちの会話を盗聴するのが本来の役目でした。

トイレの水道管に仕掛けられた盗聴器。
水はけが悪かった原因はこれだったのです。

もうこの怒涛の伏線回収のカタルシスがたまらない。
こういうお芝居久々だったから嬉しい。
すべてのピースがはまっていくこの快感。好きだ!

おやっさんを信じていたボスはこの事実に深く傷つきます。

「俺、いつもこうなんだよ。
俺だけなにも分かってないんだ。
でもまわりのやつはみんな分かってるんだ。
学生の頃も、秘密だって言われたから
ずっと言わずに黙ってて、
でも結局そいつが自分でみんなに言いまわってて
俺だけなにも知らずにずっと秘密守ってて。
いつもそうなんだ。
俺だけなにも分かってないんだ」

「ボス、俺たち分かってましたよ。
ボスがヤクザに向いてないってこと。
俺たち本当にボスに付いていっていいのかって
話し合ったことだってあるんですから」

「俺たち、ボスが可愛いんです」


ああああああああ!!!
おっさんが全員可愛いいいいいいい!!!
(心からの絶叫)

もう、もうね!
ここの心底落ち込んでるボスと
「本当にしょうがない人だなぁ」って
困ったみたいな顔で笑ってる3人の対比が!
たまらん!好き!おっさんたちの絆!好き!!!

正直、もずくも最初はボス役をやってるのが
四人の中でも最年少の尾方さんで「あれ?」って思ったんです。
しかも尾方さんって華奢で色も白いし、
「ボス」って感じしないのになーって思ってたけど
ここまで観てきてなるほど納得です。
こんな愛くるしいボスならそりゃ尾方さんしかいないわ。

さて、
この直後、外から銃声。
修ちゃんが襲撃されました。
幸い、命には別状はなかったものの、
病院へと緊急搬送されてしまいます。

翌日、元ヤクザたちの部屋に相良と坂野がやってきます。

「この部屋から出て行ってくれませんか」

相良たちは昨日の事件を知って
波留ちゃんのスタンプ屋に被害が及ばないよう、
原因であるボス達に出て行くよう頼みに来たのです。

「大丈夫ですよ。もう出て行きますから」

そこにはかつてのヤクザの装いをした田所がいました。
神宮寺、桐生、そしてボスも集います。
四人の目的はおやっさんのいる病院へ向かうこと。

おやっさんを殺すために。

全員死ぬことを覚悟して
ヤクザとしてのけじめをつけようとしているのです。
と、そこへ相良と入れ替わりに波留ちゃんがやってきます。
相良が自分のために失礼なことを言ったと謝りに来たのです。
ここで四人の様子を不安に思った波留ちゃんが
桐生の手を握ったところ、あの、もうマジやばかった。

桐生がね、
波留ちゃんの手をとっさに握り返そうとしてやめるの。
それだけでもやばいのに、波留ちゃんの手が離れたあと、
自分の手を一瞬じっと見つめたとことかもおおおおおお!!!
桐生うううううう!おまえいい加減にしろおおおおおお!!!
桐生役やってる水沼さん、ただでさえ目つき悪いのに!
このとき頭を坊主にしててさらに顔つき超怖いのに!
可愛い女の子に惹かれてピュアラブ状態とか!
でも巻き込まないために身をひくとか!
可愛いのはおまえじゃああああボケぇぇぇええ!!!(吐血)

いや、気持ち悪くてすみません。
久しぶりに性癖どストライクだったんです(性癖言うなってば)
ちょっとタガがはずれました。
このお芝居を観た方、分かってはいただけませんか。
四人のピュアなおっさんに滾るこのもずくの気持ちを・・・。
DVD買ったらここ何度も見返そ(買うのは確定)

波留が帰った後、
たくさんの武器が入ったカバンを持って栞がやってきます。
家庭を顧みない父親のことを憎む栞は四人に手を貸してくれたのです。
部屋を出て行くときに田所と桐生の交わした

「隣、寄ってくか?」

「いい」

っていう会話がめっちゃ好き。
命の保障がない仕事を前に
仲間うちで交わす余裕交じりのジョークってよくない?

そしてボスと、栞の関係もいいんですよね。
栞は父親のことは嫌いだけど幼い頃に死んだ母親のことは好きで。
そしてボスは栞の母親のこと、実はずっと想ってて。

「母は、小山田さんのこと好きだったんだと思います。
あたし分かります。娘だから。」

この台詞めっちゃいいよね。
栞の母親が生きていたときに
ボスがそういうとこに気付けていたら
きっとなにかが変わっていたのかもしれないけど、
ボスってばやっぱり分かっていなくて。
(おやっさんの奥さんに手ぇつけたら殺されるんだろうけど)
でもきっとボスがそういう人だから好きになったんだろうなぁ。
そしてヤクザたちが消えた部屋。

最後に残ったのは栞と信乃助。

信乃助役の大村さんって何気にすごくて。
こんなに事が大変なことになって
みんなが大変なことになって
その責任の一端は自分にもあるのに
信之介はずーっとへらへらしてる。
「僕言われたことしただけだよ?
あれ?あのとき本当のこと言ったほうがよかったの?
あれ?みんななんか大変そう。
なになに?どうしたの?僕にも教えてよー」
悪気もなく、嫌味でもなく、
純粋にこんな酷いこと言っちゃう。
なにも分かっていないし分かろうともしていない。
途中まで可愛いアホの子だと思っていた分、
あまりの気持ち悪さにぞっとしたぜ!(褒めてます)

そんな信之介と二人になって、栞が漏らした一言。

「ヤクザと私たち、どっちが悪い人間なんだろうね」

ってのは実に重みがある。
信之介には理解できないんだろうけど。


エピローグ

スタンプ屋では相良と坂野、
そして回復した修ちゃんが和気藹々と話をしている。
相良と坂野は婚約。
信之介は相変わらず失踪しているようだ。
波留ちゃんも兄の失踪には慣れたのか、
そこまで心配もせず自分の留学の準備を整えている。
栞は最近あまり姿を見せなくなったようだ。
隣の部屋には本物の探偵事務所が開業して
あのヤクザたちの音沙汰は無い。

平和な日々を謳歌する皆々。
しかし、修ちゃんの服には「K」のバッジが光り、
波留ちゃんは皆になにか隠していることがあるようで---。

ここで舞台は暗転します。


おい。
おいおい、待ってくれ。
シンプルなエピローグだけど、
不穏の種が異様なほど蒔かれているぞ。

修ちゃん、うそだろ。
「K」のバッジって、うそだろ。
最初から裏切ってたのか。
幼馴染の神宮寺を裏切ったのか。

栞はどこいった。
なんで顔を出さなくなった。

信之介は本当にいつもの失踪なのか?

ねぇ波留ちゃん。
なんでいきなりスタンプ屋の経営うまくいってんの?
波留ちゃん、留学って、ねぇそんなお金どこから?
トイレに15分も篭ってなにしてたの。
本当に掃除してただけ?
そこってさ、信之介が盗聴器仕掛けてたところだよね。
ねぇ、波留ちゃん、「あたし実は---」の続きはなに。

MONOやばい。
なにこの仕掛け。
結局、なにも信じられなくなったんですけど!(笑)
物語の中で答えが明確に出されない分、
こっちは余計にもやもやしちゃうだろおおおお!(笑)

このお芝居の凄いところって
「肝心なところは客には見えていない」
ってところなんだよね。
修ちゃんが襲撃されるところも、
ヤクザたちの襲撃の結果も、
肝心の栞目線の話ももずくたちには分からない。
結局、黒幕が誰かも分からないし、
真相がどうであったのかも分からない。
ボスが「俺はなにも分かっていない」
って言っていたけど、お客さんもそうなんだ。
もずくたちもボスと一緒なんだ。
こんだけ「悪」と「善」が曖昧で
裏も表も分からないような世の中なら、
そりゃあ小山田のような分かりやすい人間が
人から愛されるのもそりゃ納得だわな。

でもひとつだけ確かなのは
あのヤクザたちは無事では済まなかったなんだろうってこと(泣)

こえー。
MONOこえー。
どうか、願わくばもずくの疑心暗鬼であって欲しい。
波留ちゃんの「あたし実は」の続きは
「あたしめっちゃう○こ出るんですよ」とかであってくれ。
(それはそれで最悪だろう)

いやー、やばい。
超面白かったー。
大当たりだった。
おっさんスキーな目線を抜いても最高だった。
DVDになるのマジで超楽しみ。

この公演のあとにはトークショーがあって、
観る前は明日も早いからさっさと帰ろうって思ってたのに
トークショー全力で楽しんだもんな(笑)

水沼さんと尾方さんと渡辺さんがしきりに
「北九州のお客さんは芝居観るのが上手い」とか
「欲しいところで的確な反応が返ってくる」とか
こっちが喜ぶことばかり言ってくれるから
始終「えへへ」ってニヤニヤしてた(気持ち悪い)

公演直前に丸坊主にした水沼さんが
自分の頭を撫でながら
「ツアーでもうだいぶ伸びたんだよなー。
どれくらい伸びたか計っときゃよかった」
って悔しそうに自分の太ももパーンって叩いたの可愛かった(笑)

来年はMONO30周年だけど
残念だけど北九州には来られないようです。

・・・さて、追いかけるか(本気)



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# by hiziki921 | 2018-04-18 23:49 | 芝居の感想文 | Comments(0)

TEAM NACSおみやげ話

文字通りの「おみやげ」話。

毎回NACSを観に行くと
なにかしらついおまけ目的でグッズを買ってしまうんですが
今回のお目当ては「みそしる」ですよ。

なにも知らない方が聞いたら
「なに言ってんだお前」感満載ですが、
公演を観に行った方なら分かってくださるでしょう。

恒例のダジャレグッズの「みそしる~PARAMISO-SHIR」に
ランダムで封入されている略綬風バッジがめっさ可愛い!!!

しかももずく、観てたときには気付かなかったんですけど
舞台の上で実際にメンバーが衣装に付けていたそうで。

全6種。
旗(森崎)・花(安田)・戦車(戸次)・鋏(大泉)・銃(音尾)。
そしてタイトルのロゴ。

狙うは花と鋏!
この二人のバッジはキャラクター性が現れてていいなぁ。
ちなみにこれもずく、ずっと旗=音尾さんだと勘違いしてました(笑)

全部集める気はないし集まるとも思っていないので
物販で2箱だけ購入。

すると、
なんと母がトイレに行った隙に6箱購入してきた(笑)

つまりみそしる、計8箱。

f0085236_01433739.jpg

多いわ!(笑)


いや、でも前向きに考えると
上手くいけばこれで全種揃っちゃう可能性も・・・?


いざ!


開封!!!



f0085236_01454789.jpg


嘘だろ(笑)




8つもあって欲しいところにかすりもしねぇ(笑)
てゆーか戸次!おい戸次!(笑)
こっちが呼んでるときは来ないくせにこういうときだけ!
戸次さんそーゆーところだよ!
(注:戸次さんはなにも悪くありません)

最後の一箱で旗が出たときめっちゃ安堵した(笑)
いや、戦車もロゴもどちゃくそ可愛いんですけどね。
和風だから手触りがザラザラしてて好き。

それにしても
うぉりやーの時からグッズ買ってるけど
大泉さん関連のアイテムが来たこと一度もないなぁ。
雨が降るたびに大泉さんのせいにしてるから・・・?(おい)

メンバーカード入りチョコクランチも購入しましたが、
こちらは森崎さんが出たので母が大喜び。
父にめっちゃ自慢してました(やめてあげてよぉ)

ひとまずNACS公演に関する記事はこれでまとまったかな。

つい先日無事に大千秋楽を終えたということで
あらためてキャスト、スタッフの皆様お疲れ様でした。
ちゃんと北の果ての島で北海道のために、日本のために、
戦って散っていった人たちがいたこと、覚えてるんで。
忘れないんで。
本当にありがとうございました(三つ指でお辞儀)




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# by hiziki921 | 2018-04-03 02:02 | 芝居のひとりごと | Comments(2)



福岡在住管理人もずくの芝居に関する一人言(ネタバレ)と日々の呟きです。
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